太陽光パネルの寿命とメンテナンス

太陽光発電や風力発電の設備は、法定耐用年数は17年が適用されます。

2011年ごろまでは、メーカーによる太陽電池モジュールの出力保証と太陽電池発電構成機器の保証は10年までが一般的でしたが、最近では外国メーカーでは出力25年のリニア保証が主流になり、国内メーカーでもステップ保証ではあるものの25年保証が増えてきました。機器保証も15年の保証もあります。

屋根110番さん

「NEDOの太陽光発電システム評価技術研究会によると経年劣化や寿命に寄る故障は16.9%」という情報がで広まっているようですが、いつの調査で製造年がいつのものなのかはっきりしません。

ただし、常時、風雨や日光にさらされるところに金属を使ったものを置いているわけですから、製造や設置の際のわずかな瑕疵が、予想外の劣化を招くケースは少なくないようです。

2012年後半に、関西テレビのANCHOR アンカーズアイの特集に、大繁盛している「りょうしんメンテナンスサービス」という太陽光発電システムのメンテナンスの会社が出てきます。モジュール等の品質は年々向上していますが、どういう問題が潜んでいるか、見ておく必要がありそうです。

 太陽光発電メンテナンスの必要性

産業用太陽光パネル利権が行政やマスコミを動かしている背景がありますから、太陽光設置にかかる問題点はあまり大々的に報道されませんし、家庭用の場合は数百数十万件どまりなのと、最初の数年は劣化に気づきにくいのもあって、情報が十分に入ってこない可能性もあります。

他にも、防汚加工が十分でない場合、パネルについた黄砂、鳥の糞、車の排気ガス、火山灰、雪などで、発電効率が落ちるだけでなく、故障や火災の原因になる場合もあります。

次の動画は特にコーティング剤を宣伝するわけではありませんが、こうしたコーティングがなくてもいいぐらいの太陽光パネルであるのかどうか、購入の前にクチコミなどで調べたり、契約前に業者に確認しておく必要があります。

太陽光発電は、年々、発電量が下がってしまう事をご存知ですか。

外国メーカーの場合、出力の「リニア保証」が主流となっているので、1年でわずかでも出力低下が想定を下回ると保証の対象になりますが、日本のメーカーに多いステップ保証だと、10~20%ほど出力が下がってしまってからの保証となるかもしれません。

NPO法人太陽光発電所ネットワークの2010年の実態調査では、故障率(実交換率)は全体の30%になります。ただ、太陽光パネルというよりパワーコンディショナーの故障が多いので、定期的な発電量の記録などでチェックする必要があります。

実は、システムの中で、もっとも多い故障は太陽光モジュールではなく、パワーコンディショナーです。屋外用、屋内用、両用の3種類のうち、屋内用は湿気や湿度に特に弱いので、設置場所の換気や温度調節に注意が必要です。

定期点検の費用は無料サービスになっていることが多いですが、メーカーや販売店・施工業者などで異なりますので見積もり段階で確認しましょう。有料であれば1回1~2万円、4年に1回実施されるぐらいが目安です。

有償の延長保証は2万円ぐらいで、自然災害保証はメーカーによっては有償です。一度の現象に対して、上限が「200万円まで」などという規定であれば、それを超える場合が有償になります。

もともと太陽電池モジュールは壊れにくい作り方をしていますが、保証期間が過ぎても使えるように、適切にメンテしていきたいものです。

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