太陽光発電システム導入の初期費用は今どれぐらい?

太陽光発電システム導入のための国の補助金の交付は2014年11月で終了しましたが、その設備・工事コストは、補助金なしでも、ざっと普通車の新車一台が目安になるところまで下がってきました。(ただし、自治体によってはまだ補助金交付を行なっています。→「住宅用太陽光発電関連の補助金」)

現在、平均的な家庭で120万~200万円ぐらいの初期コストがかかると言われています。(蓄電池を購入しない場合です。)それでも、欧米の家庭用太陽光の導入コストと比較するとまだ倍なので、今後もどんどん低下することが見込まれます。

 

岡谷酸素さん

図は岡谷酸素株式会社さんから拝借

2011年は1kWhあたり54万円近かった太陽光発電導入コストは、2016年には36.3万円。これは平均値なので、30万円前後で契約する例も珍しくありません。

また、10kWh以上の産業用でのコストはすでに25.1万円なので、太陽光パネルが量産可能なことを考えれば、家庭用でも1kWhあたり20万を割るのは時間の問題と思われます。

では、いったい太陽光発電システムには何にいくらぐらいかかるのでしょうか。

  1. 太陽電池モジュール50%
    小計から40%ぐらい値引きが入りますが、その大半はモジュールからとすると
    合計に占める比率は50%ぐらいです。
  2. 架台10% 屋根の形状や角度、積雪などによって増加します。
    アンカーなどと併せて約10%。
  3. パワーコンディショナパワコンインバータ) 約25%
    接続箱、専用ケーブル、モニタ、電流センサ等の電装機器を合算して。
  4. 工事費7% 屋根の傾斜角度によっては足場代が追加されます。
    架台取付施工費および電気配線工事等。
  5. 消費税 7.4% (8%消費税追加後の合計額に対する比率)

これは飽くまで参考です。

モジュールからの値引きを想定しましたが、パワーコンディショナも年々低価格化がすすんでいるので、自分で購入して接続してもらうという選択肢もあります。

「太陽光発電システム」の初期コストという場合、パネルだけではなく、こうした一連の機材や工事費を含んでいる場合がふつうですが、見積書では、その割引後の税込価格が相場から外れれいないかを確認します。

屋根の形状は現物を見てからでなければ正確な見積もりは出ませんが、見積もりを依頼する段階で、家の図面の情報などがあれば、最初からかなり妥当な金額がわかるでしょう。

なお、太陽光発電システムの運転維持費にかかるコストは経産省の調査では発電容量11kWh当たり年間3万2千円ですが、これも年々下がっており、またメーカー保証年数も延びています。

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